ブログやサイトを運営する人の大半は
そこから収益を得たいと考えて運営していると思う。
そうなると自分のサイトに広告を貼るか、或いは紹介なりで誘導する
ということがメインになるわけで
広告をどこかから仕入れてこないといけない。
その広告をくれるのがASP。通称
アフィリエイト・サービス・プロバイダ
ブログやサイトで稼ぐにはざっくり三つ。
物販販売
アフィリエイト収益
アドセンスなどのクリック広告
上から順番に稼げる順になるんだけど
そのうちアドセンス収益だとかは収益額として物足りなくなってくる。
しかし物販販売…となるとブログするよりもハードルが高くなるし
そもそも売れるものがあるなら既にやってる…というね笑
そうなると次に目を付けるのは当然ASPになるんだけど
このASPを使っていると
オファーというものが届くようになる。
先に結論を言ってしまうと、オファーについては
自分で必要と思えば受ければいいし、必要ないなら無視してOK
ということで
今回はこれについて書いていこうかなと思います。
初めてのことっていろいろびっくりもするし
あるいは期待することも多いとは思いますが
実際の中身を知ってどう思うか…
それはあなた次第、でしょうか笑
しかしまぁ知っていればひとつ判断基準にもなると思うので
今後の何かの役に立ててくださいね。
1.オファーってなに?
オファーとは、ASPから直接案件を紹介されること
が一般的かなと思います。
そもそも、このオファーっていう表現がちょっと馴染みがなくて…
これって実は「もしもアフィリエイト」を使っている人がこういう表現するのかなって。
個人的には”営業”だと思ってます。
A8を使っている人なら
それこそたくさん飛んでくるメルマガみたいな、あんなイメージです。
しかし言葉の意味を捉えて考えるなら
自分に対して送ってくれたオファーということで。
そういう意味でいうなら、なにも案件のオファーだけの話ではない。
長いことブログなりサイトを運営していると
全くの外部からオファーを受けることがある。
収益化を考えたページを作っている人なら
ページにメールアドレス、あるいはメールフォームを作っていると思うけど
ここ経由で突然メールが飛んでくる。
“はじめまして。〇〇様のサイトを拝見させていただきました。
ぜひとも広告掲載をお願いしたいと思いご連絡させていただきました。”
“はじめまして、〇〇様のサイトを拝見させていただきました。
もしよろしければ買取させて頂けないかと思いご連絡しました”
というようなメールが来る。
これもオファーってことでいいよね。
前者からは、たとえばクローズドASPからお話がきたりもするし
全く知らないASPからの営業メールだったりもする。
もう営業って言っちゃったけど、オファーって…そうだよね。
後者は最近みないけどサイトの買取屋さんです。
特にアダルトサイトなんかやってると来るかな。
こういう類のものですが
この場合でも、どうしよう?受けた方がいいかな?
なんて悩むこともあると思いますが
結局それは自分自身でいいと思ったかどうかで判断するのが一番です。
これだと何も解決にならないので個人的に思うことをいえば
ASPの営業であるならとりあえず登録してあげるだけでもいいかなと思います。
そのASPにしかない案件があるかもしれないし
あるいはそっちの方が成果出るかもしれないし、単価がいいかもしれない。
そういうことがあるので登録するだけなら何も損はないです。登録しましょう。
サイトの売却なら、もし、もういらないサイトがいくらかになるなら売ってもいいでしょう。
ただ、サイトとかって持ってるだけでいいものなので
本当に売却するのがメリットになるのか?それはやっぱり個人で考えた方がいい。
自分なら…絶対に売らないですけどね。
特にSEO頼りのサイトであるなら
グーグルの気分次第で検索順位が乱高下するので
この先ドカッと上がって収益もガツっと上がる可能性はあるので
その可能性を潰すのは…ちょっと出来ないですね。
2.なぜオファーしてくれるの?
どうしてオファーしてくれるのか。
これは上の項目でも書いてるんですが、結局営業ですので。
ASPのキャッシュフローっていうのは
クライアントさんがいて、そこから広告費用をもらう。
あるいはアフィリエイター同様の成果報酬。
クライアントからしっかり費用もらってしまってるので場合でも成果報酬でも
ASPとしてはこれをどうにか捌こうとするわけで。
ASPが出来る広告の捌き方って
アフィリエイターに対して広告してください!と宣伝するくらいしかないので
たとえばASPのトップ画面に
イチオシ!みたいな感じで案件紹介されていることがある。
そして次がアフィリエイターに対するダイレクトアタック。
それが今回のオファーのお話。
あるいはメルマガでの大量送信になるかなぁ。
さすがに全くジャンルが違うアフィリエイターにオファーをするのは
あまりにも成果効果が悪いのでジャンルは合ってると思う。
多分登録データをジャンルでソートして、出てきたアフィリエイターに一括送信だと思う。
そして届いたのがオファーという形に。
しかしこのオファーにはもう一つ別の形がある。
それが“担当者から”のオファー。
一般アフィリエイターとは違って
ぜひ面倒見たいと思った場合に担当者がメールしてくれるんだけど
でも多分これもあっちで割り振りがあっただけだと思う。
担当者からメールが来る、というのはとっても嬉しいことなんだけど
この時点では数多いる有象無象の中でひょっとしたら輝くかもしれない?!
というくらいの原石にしか思われてない。
というのも、ある程度成果出してないと担当者さんからメールは来ないから。
そもそもアフィリエイトで成果出せる人っていうのは
それはそれは少ないもので。
さらには結構アフィリエイターが減ってるって話もあるので
そうなるとASPとしては死活問題。
クライアント的にもちょっとダメージ。
なので、しっかり成果出してくれてるアフィリエイターに関しては
しっかり個別でやりとりをして逃さないようにする必要がある。
まぁ悪い言い方だけど
いい言い方をするなら、とても優秀なアフィリエイターだから
もっと稼げるようにお手伝いをしたい、と思って担当者さんがメールしてくれるわけである。
なので特別単価を出してみたりして
とにかく広告の露出を上げてもらったり、或いは記事作成等に取り組んでもらって
そしてたくさん案件を捌いてもらいたい、ということ。
ちなみに特別単価はアフィリエイター的にはとっても嬉しいことだけど
実は広告費用が余ってるパターンもあるので
ASPが太っ腹だというよりは、もらった広告費の消化が忙しいだけだったりもする。
まぁ簡単にいうとASPは中間管理職みたいなものなのでとても大変ということ笑
3.オファーは受けた方がいい?
結局オファーを受けた方がいいかどうかは…自分の判断だったりはする。
自分のサイトに合うか合わないかっていう話もあるし
たとえばブログであるなら広告枠を割けなかったりもする。
それこそ特化ブログだった場合
掃除機しか扱わないぞ!と決めていたのに
オファーでは加湿器をお願いされることもある。
せっかくもらったオファーだから…と掲載してしまうと
掃除機だけのサイトだったのに方針がブレることにもなる。
また、実は突き詰めていくと1サイトで貼れる広告の数に限りがあったりする。
まぁもちろん無限に貼れるものなんだけど
効果的な場所は決まってるし、広告だらけになるとユーザビリティが損なわれるし
当然ながらグーグルの評価も落とす結果に。
そうなると適切な枚数、場所っていうのが決まってくるし
仮に1つの広告枠で、オファーを受けたものと
今まで絶好調だった広告をランダム表示にした場合でも
単純計算でも売り上げは半分になる可能性があるし
やっぱり相性は考えないといけない。
それとは別で
オファーをもらったんだからきっと収益が上がると思って紹介してくれてるんでしょ?
と思ったりもする。
でも上の項目でも書いた通りに
ジャンルが合ってるし掲載しても違和感ないはずだから声をかけてみた
という場合がほとんどだし
担当者さんがサイトを見てこれならいける!と思って紹介したものでも
実は全く出なかったりもする。
少し前に受けた電話だと
アプリ紹介のサイトなのに、ネット回線契約の広告貼ってくれませんか??
なんてオファーを受けたことがある。
今キャンペーンで報酬が凄く上がってるんです~
〇〇まででもいいので検討してくれませんか~?
なんて感じで。笑
結局担当者さんでも貼ってみてもらわないと効果なんてわからないし
広告って貼れば何でも売れるわけじゃない。
アドセンスとかは結構クリックしてもらえるけど
それは単純にユーザーの一番興味のありそうなものを積極的に配信してるだけの話なので
多少でもユーザーの興味から外れてしまうと広告収益なんてほぼ出ない。
絶妙なところ、絶妙なバランスで今まで成果が出ていた
ということは覚えておいた方がいいと思います。
なので
オファー=売れるわけじゃない
オファー=特別に評価されたわけでもない
というのは覚えておいた方がいいかもしれませんね。
4.今日のまとめ
結局徹頭徹尾
自分で判断してください
ということになってしまいましたが
でも理由は読んでもらえればわかるかなと思って書いてみたつもりです。
ASPからのオファーについて、二つの視点でいうなら
◆いい目線
アフィリエイターさんの力になりたい
もっと稼いでもらいたい
素敵なブログだからきっと成果が出る
だから特別単価も出す
◆悪い目線
アフィリエイターに稼いでもらえればASPとして評価が上がる
クライアントさんからもっと案件もらえるようになる
サイト見てないけどジャンルは合ってるからこの広告も出るだろう
余ってる広告費から特別単価出すのは別に痛くない
こんな感じになります。
まぁ当然どっちの気持ちも持ってると思います。
いい目線でしかオファーしてくれてないよ!!
と思うのもいいんですが
でもASPだって営利目的ですから
アフィリエイターが、自分の収益のためにユーザーに対して価値を提供しようとしている
それと別段変わりないことですし
クライアントとアフィリエイターに挟まれた中間管理職の立場なので
自分のASPから出した成果がちゃんと効果のあるもので
そしてしっかり件数も出る、という実績になれば
クライアントからは重宝してもらえるし
その為にはアフィリエイターに頑張ってもらわないといけませんから
その為に特別単価も出すし、成果の出てるアフィリエイターに対してアクションも起こします。
その結果がオファーということになります。
オファーの通り広告を掲載したから成果が出るものではありません。
収益になるものでもない、売り上げになることを保証するものでもないです。
それと、オファーメールに対して返事をしたから取り組まないといけないわけもありません。
一応条件だけ聞いてみて検討する感じでもいいですし
取り組まなかったからといってペナルティはありません。
あくまでアフィリエイターは成果報酬ですし
特単を受けるからといって何か新しい契約があるわけでもないです。
なので最後のまとめでいえば
自分のサイトに合う広告なのか
実際に貼ってみて成果が出るものなのか
割ける枠があるのか
特別に記事やページを作成する価値はあるのか
はっきりと自分でメリットになると判断したら受けてみましょう。
決して間違ってはいけないのは
オファー受けたから100%収益になるものじゃないです。
ブログやサイトにとって広告枠は大切なものですから
しっかり考えて判断しましょう。
ちなみに、自分の場合は話は聞いても受けません。笑
自分が掲載したいもの掲載したいので、提案された案件が自分が欲しいものなら受ける。それだけです。
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