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2021年11月12日からの期間限定上映作品
テン・ゴーカイジャーを見てきたお話。
ちなみに、最初に書いておかないといけませんが
ゴーカイジャーの本放送はほとんど見てなくて
2020年にCSでやってた特撮ヒーロー傑作選とかで何話かみたことがあるとか
ギャバンの劇場版とかの友情出演作品だとか
そういうので見たことあるな~
くらいなものなので、あまりキャラの事とかは知りません。
知らないですが、そんな自分でも楽しかった!
と、そう思える作品だったので記事にしておきたいと思います。
面白いなーと思ったポイントは
といったところでしょうか。
特に4番目の項目は思うところがありますので…
気になる方はぜひ読んでみてください。
まず下記に基本情報を!↓
TVシリーズ放送開始から10年。
あの宇宙海賊たちが完全新作で集結!
2021年11月12日(金)より期間限定上映決定!
2022年3月9日(水)Blu-ray&DVD発売!
公式 Twitter
https://twitter.com/gokaiger_10
キャプテン・マーベラス – 小澤亮太
ジョー・キブケン – 山田裕貴
ルカ・ミルフィ – 市道真央
ドン・ドッゴイヤー(ハカセ) – 清水一希
アイム・ド・ファミーユ – 小池唯
伊狩鎧 – 池田純矢
Vシネクスト「テン・ゴーカイジャー」60秒予告
-東映ビデオ様より-
1.話がわかりやすくうまくまとまってる
この作品は60分作品ということで
映画として考えると少し物足りない感じはするんだけど
決して短いとも思わず、無駄に長いとも思わず見事な尺だったなーというのが正直なところ。
というのも、一切の謎は残さないし
話が徹頭徹尾最初から最後までとてもわかりやすかった。
案外こういうシリーズものとなると…
長い事ずっと作品を見てきた往年のファンならわかる!
というネタで問題提起が始まったりもするんだけど
映画単体で見ても非常にわかりやすくてよし!
ちなみに、こちらのゴーカイジャーという作品では
過去作品のヒーローが登場できるシリーズになっていて
過去の戦隊に出ていたあの人が出る!
この人も出るの?!というのがひとつ魅力でもあり
故に過去の~~レンジャーが出てきても決しておかしくない世界観。
そしてそれを利用した巨悪を、その計画を討ち果たそう!
というのが今回のテーマ。
大体まぁ…自分が見る作品っていうのは
観終わってからの考察の余地があるというか
あの場面はどうしてそうなったの?
この場面はどんな意味があったんだろうか…?
なんてややすっきりしない作品が多かったりする。
まぁ、それも含めて映画の魅力とするところもあるので
それがわるいわけじゃないんだけど
ゴーカイジャーは非常にすっきり!
物語中に出てくる謎に関してもしっかり解き明かしてくれて
そしてすっきり終わらせてくれるので
ひとつの作品として見応えもあるし
決して見ている人を置いてきぼりにしない。
特に見たい作品はないけど~映画見たいな~
そういう人にもぜひおすすめしたい作品。
2.ちょっとした小ネタ、キャスト
戦隊モノの歴史は非常に長いもので
そして好きな人は本当に好き!というのがこの特撮ジャンル。
歴史の長い作品であるが故に…
人それぞれ世代によって思い入れのある作品もまた違ってくる。
そしてその思い入れを刺激してくれるのが…
この特撮シリーズの小ネタだったりもする。
自分は…一番よく見てた特撮というと…
ジェットマンとかジュウレンジャー…あたりになるわけで
それ以外の特撮はぜーんぜん。
ただ、最近ここ何年かで何作品かを観ることになり
仮面ライダー、カブト、キバ
フォーゼ、ウィザード、電王…←途中まで
戦隊モノ、ゴーバスターズ、ゲキレンジャー ←見終わった
キュウレンジャー、トッキュウジャー
マジレンジャー、シンケンジャー
↑
途中まで
くらいまでは見るようになった。
なので…ちょっとした小ネタについていけるんだけど
キャストの
松本寛也さんが出てくると…
もうそれだけでいろいろ思い出しちゃうわけで。
というのも松本さん、今までの過去作品でいくつか名前を変えて登場してるわけで…
それだけに扱えるネタも広い!
また、劇中に出てくる女子高生。
この女子高生も過去作品に出ていたキャストさんだったりもする。
子供のころに見ていたあのヒーローが
時を越えてもまだ登場してくれる。
これって結構嬉しいことなんですよね。
今までの特撮劇場版を見てもいろんなネタが散りばめられいるので
ある意味お約束ではあるんだけど
これが楽しみな人にとってもたまらない、そういう作品になっている。
それとそうそう、このゴーカイジャーという作品は
過去作のヒーローの特徴や技を使えるシステムがあったりする。
使う際にはフォームチェンジするわけなんだけど
このチェンジがまたオシャレ。
変な話、過去作品のキャラに”なる”ということなら
そのままスーツ着てくればいいようなものを
ゴーカイジャーのフォルムを残しながら
うまく融合されているわけで…非常にオシャレ。
そんな技が使えるので
過去作品のキャラのキメ台詞や特徴
それらを踏まえた戦闘シーンもまた魅力的!
確かに、今までの戦隊モノを知ってる方が楽しめるところは多いけど
他作品を全く知らなくても楽しめる作りになっているのは徹頭徹尾変わりない。
もっといえば他作品に興味をもつきっかけにもなるかもしれない。
まぁ、この項目では
過去の戦隊モノを知ってる人なら見てみる価値あり!ってことですね。
ちなみに、ジェットマン出てきたので懐かしかったです笑
3.戦闘の派手さ
物語の内容もそうなんだけど、個人的に2番目によかったのがこの戦闘シーン!
戦隊モノや仮面ライダーの戦闘シーンって
基本的にはわらわら出てくる戦闘員を
ダラダラダラっと片づけて
ボスキャラにやや苦戦しながらも必殺技で撃破!
これがお約束だし
派手ではあるんだけど、背景でドカーンと爆発してみたりね。
そしてなんとなくあの手の戦闘シーンがどうやって作られるのか?
についてはどこかしらでみんな目にしてると思うんだけど
角度を利用してヒットしてるように見せてみたり
あるいは寸止めしてみたり…
と、敵にしろヒーローにしろ動きが決まってる感を非常に感じるわけで。
なんだかスピード感がないというか。
それが今回のゴーカイジャー、スピード感もあるし
一対一の戦いもまた派手、なんというか本気を感じる。
また、案外変身前と変身後では
どれほどの身体能力が上がったのかが非常にわかりにくかったりするんだけど
今作では変身後の威力の違いがはっきりと。
変身したヒーロー同士では派手に爆発してみたり火花が出てみたり。
そして一番個人的にダラダラする展開だと思っているのは…
大体のお約束。
↓
敵つよーい
↓
パワーアップイベント
↓
敵倒す!
↓
ハッピーエンド
こんな流れだと思う。
これが…個人的にはあんまり好きじゃなくて
どうせ最後は倒せるんだからさぁ~最初からやっちゃいなよ…なんて笑
しかし、今作のゴーカイジャー。強い。笑
特に赤レンジャーっていうのは
どのキャラよりも強くあって欲しいんだけど
ゴーカイジャーの赤レンジャー
キャプテン・マーベラス
強い!
変身前も変身後も強い。
そして圧倒的なカリスマ性を感じるところも非常にポイント!
こういう強いキャラが変に弱体化すると萎えるところなんだけど…
今作でのデバフはまぁまぁ納得が出来るもの。
なので最初から最後まで安定してみられたのも特徴。
今作でも明確な悪キャラっていうのはいるんだけど
ややネタバレすると
ゴーカイジャーが戦うのは過去の戦隊ヒーローたち。
なので、お互いに動きがキレてるので
スピード感もあって、強い×強いの戦いが見られるので迫力あり!
そして極めつけはなんといっても…
最終決戦での変身フォーム!
個人的にガンダムでいうところの
ZZガンダムがいけちゃう口なので
あの手のフォームは本当シビれる!
そしてなんといっても圧倒的に強い!
スカッと感が欲しいわけじゃないんだけど
最後はどうせ勝つし苦戦するのもおかしい状況だからこそ
なんとなく苦戦シーンを作ろうか?
みたいな作りがもどかしいだけであって
変なやられシーンを作らずに強いまま完走したのは素晴らしい!!
と思った今作でした。
4.過去キャストが特撮に出てくれる
正直今回のメインというか…
一番面白かった…というよりは感動したのが
過去キャストが特撮に出てくれること、でしょうかね。
このゴーカイジャーという作品は
2011年からの放送なのでもう10年が過ぎるわけで
その10年の節目で公開された作品。
しかし…もう10年もすると出てくれない人がいるわけですよ。
出てくれないのか、出させてもらえないのか…そこは定かではありませんが。
今をときめく俳優って何人かいると思いますが
その何人かはなんとまぁ特撮出身なんですよね。
個人的には上記の項目でもお話したように
ずっと特撮を追っていたわけじゃなくて
後で見た人なので、結構驚いたビックネームもいたわけです。
たとえば…
菅田将暉
吉沢亮
福士蒼汰
志尊淳
千葉雄大
松坂桃李
佐藤健
なんとまぁそうそうたるメンツ…
大河ドラマ出てる人もいるじゃないですかーーー!!笑
剣心もいるぞーーー!!
陸王もいるじゃないですかーーー!!
そしてなんと…
このひとめっちゃイケメンだなーって
パンダのドラマ見てて思っていた
横浜流星
彼もまた特撮出身なんですよ。すげぇ…
今ではメディア露出が全然ありませんが
水嶋ヒロ
自分が一番好きな仮面ライダーなんですがね
出て欲しいなぁ…と思うものの出てくれません。出れないのか…。
御覧の通りものすごいそうそうたるメンツなんですが…
これがまた…本当出てくれないんですよ。
これ、勝手なファンの言い分でありますが
やっぱり…俳優として出てきた登竜門…じゃないけど
お世話になった現場だと思うんですよ。
だから出て欲しいなー、みたいな笑
特に、仮面ライダーといえば
とんでもない人気があった電王。
この作品に佐藤健がでていたわけなんですが
事情もあって途中から電王に出なくなりました。
しかし…!
3年前の作品だったかな?
2018年の仮面ライダーの作品。ここで出てくれたんですよね!
もうこの1シーンだけでえらい感動しましたね。
ここはまた別の記事で書きたいなって思うんですが
モモの一言だけで…いやぁ、涙でるわぁ。
てなわけでですね、とにかく…
また特撮の舞台に来て欲しいのはあるんですが
しかしいろいろ事情があるんでしょう、戻ってこないんです。
そういう寂しさがあるんですよね。
特撮出身キャストが活躍してくれてるのはそれはそれは嬉しいですよ。
もうとことん応援してあげたい!
そんな気持ちになるんですが…戻ってこないんですねぇ。
特に…ヒロが帰ってきてほしいよ…
おばあちゃんがなんか言ってくれないかな…笑(作品内のセリフもってきてます)
特撮っていうのはそういう事情があるわけなので
卒業したらもう卒業なんですよ。
だから…過去作品に出てくれるキャストさんって本当に貴重なわけです。
だからこそ、10年しても出てくれるキャストさんがいるって嬉しいなーって
そこが一番よかったなぁって思う点ですね。
ゴーカイジャーに出ている出世頭でいうと…
山田裕貴さん
最近の映画なら東京リベンジャーズに出演されてますね。
そして彼も過去に大河ドラマに出ています。
市道真央さん
M・A・O表記だとピンと来る人もいるでしょうか?
なんと声優さんとしてのキャリアの方が多いんですよね。
出演作品が多くて絞り切れないですが
最近の作品なら
転生したらスライムだった件
プリンセスコネクト
マギアレコード
なんかに出演してますね。
実写出演はもはやこのゴーカイジャーをはじめ
特撮だけになりますから非常にレア。
今も方々で活躍しているのに
こうして特撮畑にも戻ってきてくれるんですから
これほどありがたいことはないですねぇ。
とはいえ、他の戦隊モノに登場した俳優さんも
特撮以外での活躍をしています。
それこそ…科捜研とかは有名かもしれません。
基本的に、同じテレ朝系の番組に出演することが多いんですが
まぁ…できれば大活躍という称号ならば
他局の9時とか大河に出るとか…
そのあたりは狙ってほしいところ。
そこはいいとして、とにもかくにもこうして特撮に出てくれるのは嬉しい!
それが一番の感動だったと思います。
それにしても…改めて特撮出身俳優ってすごいよなぁ~
と今回記事書いてて思いました。
特撮を今以上に彼らの力で盛り上げてほしい!なんてことは思わないので
ぜひファンサービスで出て欲しいものですよ。
今有名な俳優さん、割とスタートは特撮だったりします。
竹内涼真さんはドライブ見てる時でも、そう変だとは思いませんでしたが
他の俳優さんは随分と若々しいというか…なんですよね。
それが彼方此方で、もまれてきた結果
特撮のカメラの前でどんな演技をしてくれるのか…?
ひょっとしたら特撮らしさとは違った別の華が出るかもしれませんね笑
このブログがもしもいろんな人に見られるようになったら
この点は強調して記事にしていきたいなーと思ってみたり。
俳優さん側が嫌だって、拒絶をしない限りは…
ぜひね、特撮に集結してほしいです。
それが何年後かはわかりませんが、それを楽しみに。
その点から見てもこのゴーカイジャーという作品。
非常に特別な意味を持つ作品でもありますので
ぜひぜひ一度機会があればご覧くださいませ♪
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