昨年秋から放送されていたひぐらしのなく頃に。
業から始まり、卒で終わったこの作品。
ついに今日最終回になりましたね。
逆から読むと”卒業”なんて話もありました。
そもそもひぐらしは出題編と解答編という構成でありますので
業は出題編
卒は解答編
という扱いで進んできまして
そして今日ついに解答編がしっかり終わって
新しくはじまったひぐらしのシリーズが幕を閉じました。
最終回はどうでしたでしょうか?
結構賛否あるのかな?それとも満足したでしょうか?
個人的にはまぁ半々、でもまぁこれでいいのかな?なんて感想ですけどね笑
ひぐらしのなく頃に 卒 15話(最終回)おさらい、流れ
14話からの続きで羽入VSエウアからスタートする。
そのまま羽入がやられるか?と思えば案外優しいもので
そこから神々のリアルバトルに展開する。
そして沙都子と梨花の戦いのシーンへ。
沙都子が自分を消せ、消してちょうだい
というけど、そこで梨花は鬼狩柳桜を放り投げて
まさにリアルバトル、殴り合いに発展する…笑
セリフだけを聞けばお互いに言いたいことをぶつけてるんだけど…
なんだかちょっとシュールな感じで。
そもそも沙都子なんて今まで散々梨花をあの手この手であれしてきたのに
それなのに殴り合いで応戦するなんて優しいなぁ…て感じでしたよね笑
おまけになんか作画の雰囲気まで変わるし…
ほんとバトルアニメになりました。
竜騎士先生、こういう作品やりたいんだろうか?
なんて、もうほぼ無感情で見てました。
そして場面が変わり業の最終話あたりの時系列に戻ってくる。
そこで判明するんだけど
沙都子は一応梨花と同じクラスになるために…
結構何度も何度も勉強してたっぽい。
作品の中では2週しかしてない感じだったのに
一応がんばったそうで。
それだけやったのに結局ダメだった…
ということで梨花も沙都子に勉強を教えても無駄なのか…と悟る。
普通に勉強すればいいじゃん
何度もループしてるからわかるでしょ?
なんて話もちらほらあったけど
このシーンがそのアンサーなんだろうなって。
どうやら…問題集とか見るだけで蕁麻疹出るとか…
ようはアレルギーみたいなもので…
もうそうなると無理ですよね、ってことらしい笑
そして部活メンバーと車に乗り
そこで先輩からいろいろありがたい言葉をもらう。
ひらたくいえば
親友とは、別に一緒にいるだけが全てではないし
離れていたって親友は親友
というようなこと。
これで…円満解決してしまうようだとまぁ…
今までの努力ってなんだったんだろうか大賞になるわけで…笑
結局そのあと、二人は別々の道を歩むことに。
最後には梨花はルチーアへ。
沙都子は雛見沢に残る、という選択をし別離へ。
そこであった会話がまぁ意味深で。
どうも二人はまだループ出来る能力があるらしいわけで
これからもそうだとか。
しかしでも、ずっと一緒にいるのではなく
決して交わらない…というようなこと言ってましたね。
北へいくなら南へ、いなくなれば探すし…
というようなね。
それでも実はお互いはお互いを必要としている…
というまたいびつな関係に落ち着くわけですね。
まぁ意味深。
結局このあたりは業の頃からあったように
実はひぐらしの世界だけで完結するものではない…
という安易なメッセージかもしれませんね。
それこそうみねことかね。
そこまで行っちゃうとあれだけど…気になるならどうぞっていう
そんな竜騎士先生のメッセージかもしれません笑
そしてその後は各々のその後
雛見沢に関わった人たちのその後
を展開して、ラストは羽入の実に眩しい笑顔で終了する。
といった流れになりました。
ひぐらしのなく頃に 卒 15話(最終回)感想
結果から言ってしまえば…
これでよかったんじゃない?
って感じでしょうかね…笑
ぶっちゃけ前半パートはなんともいえない気持ちで見てました。
これ、解決するの?って。
そもそも先週からとんでもないオヤシロバトルしてましたから
その続きで、激しいオヤシロバトル、能力バトルから
普通の肉弾戦になりました。バトル漫画です。
なんかむちゃくちゃ感がすごいですよね…笑
ほんとここは、実は最近竜騎士先生はファンタジーバトルものがやりたくなって
その要素をしっかりひぐらしのラストに持ってきたのでは?なんて。
羽入VSエウアですが
双方の能力を考えたらあのくらいは普通でしょう。
ただまぁ…結局物理攻撃で終わりになってますからね。
エウアの角に傷を入れたことでロリエウアになりました。
これはこれでファンが増えそうですね笑
でも個人的にはひぐらしのなく頃に奉をプレイしてから
なんだかすっかり羽入推しになりました。かわいいよね…笑
少し脱線しましたが
もう先週からひぐらしの世界観がぶっ壊れた感じすらしてます。
まぁそのイメージはファンが勝手に持っていたものですから
別に文句言うつもりはないですけどね。
そもそものテーマは
梨花は雛見沢を出て新しい世界を見たい。そこに沙都子もいてほしい。
沙都子は梨花と一緒にいたいだけ…なんだけどルチーアには行きたくない。
行きたくないから雛見沢という地にこだわった、というだけのお話で。
そこを果たしてどう解決していくのか?
というのがぶっちゃけ卒の命題だった気がするわけで
ここをどうするのか、それが一番でしたよね。
ぶっちゃけトリックの部分はもうほぼ気にしてなかったでしょう…おそらく。
沙都子がループ者だ、そして注射器、銃の仕入れ方
そのあたりもわかっちゃうともうね、大体わかってきちゃうでしょう。
それもあってかほぼダイジェストでもありました。卒は。
なので焦点はどうやってこの問題を解決するか、だけだったんですが
ぶっちゃけ本当に解決したのかっていうとどうなんでしょうね?
単純に前からもうお互いの道を歩けば?
みたいな声ありましたが
結局最終的には”妥協”、”捨てる”ということで落ち着いてしまった気がします。
ただ、見る人がみたら
これは”常にそばにいるだけが親友ではない”から
“それを受け入れ大人になった”ということで解決した
なんて解釈もあるかもしれませんね。
つまり、捨てたのではなくて成長した、と。
でも、正直それでいいのかなぁ?って思っちゃうんですけどね。
結局のところ、最終的には元の関係に戻った…ような描写にもなっていますが
しかしセリフや雰囲気、そのあたりを考えると…
結局梨花はルチーアにいくという自身の夢を叶え
沙都子に関しては梨花と一緒にいたいという望みを捨てたようにも見えるんですよね。
梨花からすると…
正直業の終盤の描写をみると本当に沙都子を必要と思っているのか?
と思うと疑問が沸いてきます。
なので…この卒の終盤は…とってつけたように沙都子を大事に思ってまーす
ってアピールに見えちゃったりもして。
結局彼女は夢叶えてますからね。
そして学園で沙都子と絡むことがなくなっても
素敵なお友達に囲まれてキャンパスライフを楽しく過ごしているんですから
お互いの望みの比重を考えたら…
結局沙都子だけが損してるともいえる気がするわけなんですね。
まぁただね、これアニメなので…。
というのは
今夢中でひぐらしのなく頃に奉をプレイしてるんですが
実に細かくて世界観もしっかりしてるんですよ。
それゆえにめっちゃ長いんですが…
でもだからこそしっかり伝わって来るものがあるんですよね。
そのあとアニメを見てみると、端折ってる感がすごいし
アニメはほぼダイジェストにしか見えません。
なので、、、完全版がアニメ以外の形で出たら
このあたりの感想も変わってくるかもしれませんね。
正直…やっぱり沙都子を不憫に思っちゃったりもした。
それが今回の感想ですかね。
ひぐらしのなく頃に 卒 15話(最終回)最後に
結果、この物語はハッピーエンドで終わったのでしょうか?
どう思いますか?という段落なんですが
個人的にはまぁ、これはこれでいいのかなって。
なのでハッピーエンドな気がしています。
というのは、本当に最後の五分くらいですかね。
ひぐらしの主要メンバーのその後がちょこっと描かれています。
こういう後日談みたいなの好きなんですよね笑
みんな気になってる悟史くん
起きましたね♪
世界観的にはさとこの病状がよくなり
注射の必要すらなくなっていくことになっていますので
雛見沢症候群は根絶の方向へ向いていくことになってます。
なので…悟史のことを気にしていた人も多いと思います。
自分も気になっていましたが、ちゃんと起きてくれました♪
ただ…当然そのあともやってほしかったんですが。
でも疑問に思ったのは…
悟史って手足にベルトされてないんですねぇ…笑
たしか…暴れるから固定してるって話だったんですがね。
せめて…せっかくならぬいぐるみを見てなにかを思い出して欲しかったですね。
悟史が起きてよかった。
これで…詩音が報われるよ。。。
当然沙都子もそうだって思います。
成長した沙都子、血は繋がっていないけど姉妹のように仲のいい
詩音と沙都子。それを目の当たりにする悟史は・・・どう思うのかなぁ。
大石さんと園崎家。
随分雰囲気よかったですね。
でもこのあたりはひぐらしのなく頃に奉をやってますから
まぁ、アニメでもやったのかな、くらいですが
そもそも大石さんはオヤシロ様の祟はきっと園崎家…!
と思ってずっと捜査していたのがありますから
とにかく敬遠の仲というか一方的にあれでした。
それ故に惨劇の引き金にもなる人物ですが
しかし、あのような関係になりましたから平和なんですねぇ。
富田と岡村もすっかり中学生。
制服がかっこよかったですね。
でもどこで調達したんだろうか?
知恵先生も…なんだか色っぽくなっててびっくりしました笑
そういえば公由の村長
いつの間に毛が生えたんでしょうか?
でも本当優しいおじいちゃんなんですよね。
部活メンバーに関してなんですが…
レナがなんかすごい攻めたファッションしてましたね笑
正直出番もあまりありませんし
そもそもまぁ、思ったとおりの成長もしてますから
そこまでの感想はない…ですね笑
あとそうそう、小此木。
いい顔してましたね笑
結構キレ者で優秀な人ですからね。
あと本当は山狗なんて部隊よりも
番犬側の仕事したい人でもありましたから
そういう仕事だといいですねぇ。
そしてやっぱり…
鉄平のシーンで微笑ましくなった人多いんじゃないでしょうか笑
ここはなんかちょっと幸せな気分になりましたね。
スーパーでの買物を覚えて
そして沙都子とも継続していい生活しようとしているところ。
本当に微笑ましいです。
前作…ひぐらし奉では憎らしい役柄でありましたが
本当すっかり変わったものです。
鉄平といえばリナもそうか。
葛西の後ろで優雅なものでしたね笑
大人(高校生)沙都子と鉄平のシーンは本当に微笑ましい。
なにせまぁ…沙都子がやっぱり色っぽいというか…ね笑
そんな沙都子と生活する鉄平、そらまぁ優しくもなりますわ。
そして嬉しいだろうなぁ。
そこに詩音が現れるわけなんですけどね
あれだけ鉄平を嫌ってた詩音も普通に鉄平と話するわけです。
本当全てが好転した優しい世界。
ひぐらしの物語、そして一番の魅力は
そのミステリー性だったり
謎を解き明かす快感もそうだし
入り組んだ人間関係や組織模様。
そこのひとつひとつが大きな運命を作っていく。
それをどうしたら打ち破れるのか
そして何れかを動かすとどう作用するのか?
なんてことを突き詰めていくところが魅力ですが
それらを全て終えたあと
一切の惨劇のない平和な世界。
こうやって見せられると本当に心現れますね。幸せな世界です。
そして、闇沙都子が本来の沙都子へ
自分を返す、と宣言して元に戻っていきます。
元の沙都子になってましたね。
ただでも…そこから果たしてどう生活をしていくのか…?
それも気になるとこですが
まぁそれはそれでいいでしょう。
それにしても…みんな大人になっていきましたけど
沙都子のビジュアルや色気は抜きん出てますよね。ほんとかわいい。
でも新規作画になって羽入もふわふわしてかわいくなりましたね笑
さて、そして個人的にいっちばん嬉しかったこと
鷹野と富竹ですね。
戻ってきました。
そしてあの描写を見る限りは…
きっと二人は本当の意味で恋人…
にはなれなかったとしても、以前よりもっと深くお互いを知ってるんだろうなって。
鷹野は前作で絶対的な悪者として描かれていました。
ほんともうそれはそれは…超絶的な悪者。
だから、鷹野の計画を打ち破って惨劇回避!幸せな未来へ!
となった時にはすっきりしたかもしれません。
ただね…正直鷹野さんのバックグラウンドを知っていくと…
確かにとんでもない惨劇は起こしたし
それは許されるものではないんだけど
でもやっぱり不憫だよねって。そう思うんですよ。
幼いころも本当に不幸の連続で…
そこからおじいちゃんとの生活が始まり
でも尊敬するおじいちゃんの研究を否定され…
そこからある意味復讐の念に駆られるわけです。
あの気持ちは正直わかります。
そこから頑張って頑張って、努力して…
そして力を得るわけなんです。
動機やなにかはおいといても
その努力は本当に尊敬します。
ただでも…その鷹野さんもひとつの駒だったわけで…
切り捨てられるときは本当に不憫なものですよ。
そして最後、本当に壊れてしまったときに…
現れるんです、ヒーローがね。
それが富竹さんなんですけど
ほんとかっこいいなって、そう思ったキャラなんですよね。
普段はもうそれはそれはパっとしない男で…
完全に行動やなにやらは非モテそのものなんですよね。
でも、実は自衛隊のスーパーエリートだったりして
仕事の面だったりは非常に優秀な人なんですよね。
ただ…女性関係にとっても疎いだけの人で…笑
女性関係は本当に不器用なんだけど
でもだからこそ、一途なというか
そういう芯の強さがあるわけなんです。
富竹さんは本当に鷹野さんのことを思っていて
たとえどんなことがあっても見捨てない人でした。
だからこそ、本編では鷹野さんを本当の意味で救った人なんです。
鷹野さんって…知れば知るほど孤独な人。
しかもそれは幼少期からずっと。
だから本当の意味で自分のそばにいてくれる人。
そこに利害やなんかはなくて…それこそ家族のような、ね。
そういうやさしさを求めていたところに
富竹さんの男気が突き刺さるわけです。
本当にトミーかっこいいんですよ。しびれますよ、惚れますよ。
どれほど鷹野さんが悪行を重ねて
決して許されないようなことをしたとしても
それでも鷹野さんを信じて、そしていつでも味方でいようと立ち回りました。
ただね、決して悪行さえも許したわけではなくて
それはそれ。と分別をした上で
鷹野さんその人は実は利用されていただけなんだ
と、そういうことで鷹野さん自身を救おうとした、本当にヒーローなんですよね。
完全にボロボロ、そして処分されそうになった鷹野さんを前にして
遅くなったね⋯君を迎えに来たよ。
しびれる一言です。
だから…二人にはうまくいってほしかったんですよね。
鷹野さんには本当の愛を。
そしてトミーはそんな傷だらけの鷹野を救えるほどの愛を与えてほしい。
打算的なものではなくて、本当の意味で二人にうまくいってほしかったですね。
まぁとにかく…トミーがたまらなくかっこよかったし
ほんとずっと一途に思ってましたからね。
でも職務に忠実で悪は悪、と分別あるから
何度も何度も決別することにもなるんですが…笑
でもそれだけの人に想われたなら
必ず鷹野さんも幸せになれると思うんです。本当の意味で。
だからもう、今回のアニメでは
憑き物のとれた鷹野さんが出てきましたよね。
きっと二人、うまくいってるんだろうって、そう思います。
彼女はもう鷹野三四じゃなくて
田無美代子に戻れたんだろうなって、そう思います。
トミー…マジかっこいいぜ。
というような、今回の感想でした。
もうちょっとまとめられたらと思ったんですが
でもおもしろい作品でしたよね。
番組の最後には来年のイベント告知や
そして年末の告知もありましたよね。
まだひぐらしは終わりません。
次の展開を楽しみにしていきましょう♪
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