昨日の日本シリーズ第4戦は現地で見てきました。
現地観戦すると、普段テレビで見るより熱量を感じるし
ダイレクトに伝わる空気感がいいですよねぇ~。
なので、序盤の劣勢な流れは本当見ていて辛かったです笑
それはそうと、今年の日本シリーズは本当に面白い!
ということで見るチャンネルがなければ見る人もいるのでは?!
なんて勝手に思っているわけです。
関東での視聴率は…9%くらいでしたっけ?
関西で11%とか12%?
まぁあんまり数字高くは見えないんですが
昨今では割と高い数字??にも見えるんですがどうでしょう?
個人的には当然今日で終わってほしくないと思っていますし
きっと今日オリックスが勝って神戸に戻ってくれると
そう信じているわけですから
今日は見どころなんかを紹介できたらいいかなって思います。
特定の選手をみてくれ!とか
そういうマニアックなものではなくて
全体像を見て楽しめるように考えてみました。
こんな感じで書いていきたいと思います。
今日第5戦で終わらずに
6戦、7戦。あるいは延長8試合目…
と続いていく場合に
ちょっとした知識が楽しみに繋がるように
そんな記事が書けたらと思います。
それではいってみましょー!
1.11/24 第4戦について
まずは昨日、第4戦目を少し振り返りたいと思います。
自分はオリックス贔屓ですから目線がオリックス目線になりますが
その逆がヤクルト目線になります。
昨日の敗戦について
守らないといけない場面で守り切れなかったところ
ここに尽きるのかなと思います。
それは6回の場面になりますが…
オリックスがどうにかして同点にして試合を振り出しにした後ですね。
このあとの守備で追加点を許してしまったことが非常に重かったです。
序盤の2回裏、ホームランで先制をされますが
その後の攻撃がなかなか結果に繋がらず
ようやく6回に同点に戻せたということで
本当ならここでどうにかこうにかしないとなんですよねぇ。
しかし、やりようがあったのか?というとそれは難しくて
ここの得点は随分と局所的なもので
バッテリーが打者に負けてしまった、これだけなので…
采配面でどうのこうのってわけにはいきません。
それでも…どうにか踏ん張ってほしかったですねぇ。
今日の第五戦、先発が誰になるのか?!
も彼方此方議論がありますが
正直先発がどうのこうのというよりは打線の問題でしょう。
点を取らないと勝てません。
どうにか…打線が繋がるのを祈るばかり。
この日本シリーズ、双方ともにあまり点が入っていませんが
安打数はほぼ一緒なんですよね。
つまり1チャンス1チャンスをものに出来ていたのか?
その違いですから、しっかりタイムリーの出ているヤクルトが勝っている
これも自然な流れなんでしょう。
昨日のゲームは全体的に押されていましたが
それは実力差の問題ではなくて
“流れ”や”主導権”の問題しかないと思いますので
今日の試合はどうやってその流れを引き込むのか?それが重要になりそうです。
2.どこをみたらいい?
それではちょっと踏み込んで書いていきたいと思います♪
みどころ
投手交代後の攻防
ランナーが出てからのピッチング
簡単な捕手のリード講座
打者の役割
試合の流れを見る
双方の攻撃、守備時間
イニングの終わり方
打球方向、打球の質
流れの引き寄せ方
こんな感じで出来るだけスタイリッシュに書いていきたいと思います。
先発の立ち上がり
先発の立ち上がりとは、試合開始直後のイニングの投球内容です。
1回の表、1回の裏のピッチングですね。
この序盤の投球とは、どんないい投手でも荒れていることが多いんです。
普段ならコントロールもいいし球質もいいんだけど
試合に入った直後は制球がつかない…とか、そういうことがあるんですよね。
先発の仕事は、理想でいうなら
1回から9回まで投げ切ることが理想です。
しかし、投げ続けることでスタミナが当然減っていきますから
そうなるとパフォーマンスが当然落ちていきます。
なので9回まで投げ切れるのは、今の時代では結構稀なケースです。
“先発が試合を作る”
という言われ方をしますが
試合中盤までに20-0とかの試合になったとします。
しかしこれ…もはや試合になってないというか…追いつけないですよね笑
この状態を”試合が壊れた”という言い方をします。
出来る限り最少失点で長いイニングを投げること
これが先発に課せられる役割になりますので
その先発がしっかり投げていけるのか?それを見極めるのが先発の立ち上がりというものです。
投手交代後の攻防
先発投手は大体100球くらい投げますが、当然スタミナがなくなります。
そうすると球に迫力がなくなり、変化球も変化しなくなったり…
その状態になると当然打たれます。
プロの選手ですから
投手なら、絶対に誰にも打たれない人
打者なら、どんな球も打てる人
この双方が試合をしているわけなので最強の矛盾対決なんですよね。
つまり、片方のパフォーマンスが落ちれば当然どっちかが有利になります。
先発のパフォーマンスが落ちるなら打者は打ちやすくなります。
打ちやすくなる、ということは点が取れるようになります。
そういう状態になる前に、守備側は先発投手を降ろします。
これが投手交代です。
一概には言えませんが、ピッチャーには3種類の役割があります。
先発、中継ぎ、抑え
とありますが、それぞれ必要なステータスは違えども
一般的には先発にいいピッチャーを使います。
つまり、先発に比べるとやや少し能力的に欠けているけど
1イニングくらい投げるなら非常に優秀、というピッチャーが中継ぎになります。
故に、打つ方でいえば先発よりは打ちやすいピッチャーが出てくることになりますが
そうさせないように中継ぎのピッチャーは様々なキャラクターの投手がいるんですね。
珍しい変化球を投げらる
とんでもない変化量のある投手
右腕なのか、左腕なのか
球の出所がわかりにくかったり
と本当に様々。
しかし、この投手を交代するという行為は
今まであった流れに少し変化を加える行為でもありますので
今まで抑えられてきた打線も、突然投手交代することで活発になる可能性があります。
ここで一気に逆転する、あるいはされる、ということもありますので
投手が代わった瞬間は今までとは違う展開のゲームになる可能性があります。
序盤に硬直したゲームなら、中盤以降に見るのがいいかもしれません!
ランナーが出てからのピッチング
一般的に、ピッチングといえば
ワインドアップポジションが当たり前です。
ワインドアップポジションとは
「第一球~ふりかぶって~~投げた~~!」
くらいの間がある投球ですね笑
要するに投球前動作の長い投球になります。
ノーワインドアップっていうのも主流ですが割愛しましょう。
そして逆にクイックモーションという投球術があります。
これは、振りかぶったりせずに
とにかく素早く投球をするモーションになります。
クイックを使う場面というのは、基本的にはランナーがいる場面になります。
なぜランナーがいる場面かというと
ランナーがいる中でワインドアップ等でじっくり投球動作を行ってしまうと
その間に”盗塁”をされてしまうからなんですね。
この盗塁をさせないためのプレーがクイックモーションというものになります。
ただし、このクイック。先発はあまり関係なかったりもしますが
リリーフ、つまり中継ぎの投手の場合は制球が乱れる場面が多いです。
リリーフが出る場面というのは、通常はイニングの頭。
つまりランナーが一切いない状況での登板になります。
そしてリリーフの特徴としては
1イニングという短い間なら完璧に抑えられる計算の立つ投手ですから
基本的にはランナーがいる場面というのは不慣れだったりします。
なので、ランナーが出ることによって
そのランナーが盗塁しないように牽制をしてみたり
クイックモーションでの投球を余儀なくされ
さらには配球面でも厳しいコントロールを要求されることがあります。
投球の質がガラリと変わる瞬間でもあるので
ランナーがいる場面は注目してみてみましょう!
簡単な捕手のリード講座
ものすごく簡単なリード講座になりますが
そもそもリードとは?
リードというのは、
打者の得意コース、性格、待ってる球
投手の持ち球種、その日一番いい球…
などなど、その時その時の場面を判断して投手へサインを出すことです。
そして何をどのように組み立てて打者を打ち取っていくのか?
というのが配球ということになります。
つまり実は、投手が勝手に投げたい球を投げているのではなくて
捕手側が試合や戦況等々を見てゲームを支配しているんですよね。
局所的な話になりますが、このリードを使って打者を打ち取るにはどうするのか?についてです。
打者側のコースを”内”
打者から遠いコースを”外”
と表現しますが
内に一球投げたら、次は外、これが基本です。
ストライクゾーンというのは非常に狭いんですが
この狭いゾーンを開く見せるのが、内、外の配球というものです。
打者から近い、内の球を見せられると外の球ってすごく遠く見えるんですよね。
遠く見えるだけで実はストライクゾーンに入っていた場合でも
打者は遠く見えるのでボール球だと勘違いして振らなくなったりします。
そして当然これが基本にはなるんですが
内に一球来たら次は外!と思うようになりますよね。
ここで裏をかいてもう一球内に投げ込む、というのがリードなんですね~笑
平たくいえば毎度内か外のじゃんけんをしているようなものです。
これはあくまで簡単な一例になりますが、内か外かの他に
高さや球種という要素も入ってきます。
数あるコースの中でアウトローのコースというのがあるんですが
これは…打者から見て一番遠くて、そして低いコースのことです。
このコースは非常に打ちにくくて、打てたとしてもゴロになってしまう無敵のコースだったりします。
配球どうのこうのというより、最初はそのアウトローのコースにどう投げていくのか?
それを注目するのが面白いかもしれません♪
打者の役割
打者には実は、ただ打つだけではなくていろんな役割があります。
一般的な話、そしてこの日本シリーズでは大概意識されていることですが
右中間の方向へ打つことが役割の一つになっています。
テレビ画面でいうと、画面左の方向ですね。
例えばランナーが一塁にいる状況の場合…
一塁手はベースから離れることが出来ません。
そうなると、この一塁と二塁の間の守備が手薄になっているんです。
だからこそこの方向を狙って打つ、というのがひとつ打者の仕事になっているんです。
ここでさっきのリードの話が出てきますが…
この方向に打とうとする場合
画面右側の打者は右打者
画面左側の打者は左打者
と言われますが、右打者の場合は外の球が画面左側に打ちやすい球だったりします。
ということはその逆に、内側の球は画面左側に打ちにくいということになるんですね。
そうなると捕手は内側を要求しますが
打者側がそれを逆手に取る可能性もあります。
逆に、打者が外の球を狙ってくるなら
打ちにくい外のコースを要求して”誘う”ということもできます。
こういう攻防もおもしろいと思います。
そして“バント”という役割があります。
これは、バットを横にしてコツンと当てるだけの打撃なんですが
バントをした打者は確実にアウトになります。
しかし、このバントを要求される場面というのも決まっています。
バントとは、通常では”送りバント”と呼ばれています。
バントをする場面は大体ランナーが出ている場面でしか行われません。
このバントが何故必要なのか?
ランナーが一塁にいる場合に打者がゴロを打ってしまったとします。
すると、1プレーで2つのアウトを取られる可能性があるんです。
これを”併殺”と言いますが
この時点で1塁ランナーがアウトに。
そのままファーストベースへ送球。
大体打者走者はベースまで間に合っていません
一塁手が捕球をした時点でアウトに。
この“併殺”というリスクを取り除くのが送りバントという戦術だったりします。
成功するとランナーは2塁になりますが、2塁以降のランナーを”得点圏のランナー”といいます。
得点圏、ですから得点になりうるランナーということです。
安全にランナーを進塁させるためのプレーが送りバントという打撃です。
このように、ただ打つだけではないのが打者なんですが…
結構奥が深いわけです笑
試合の流れを見る
プロの試合、或いは実力が拮抗した高校同士の試合では
実力の他に”流れ”というものを感じる必要があったりします。
この”流れ”の力はすさまじいもので…
運、という言い方もあるでしょうし
なんでもうまくいっちゃうような雰囲気…というのか。
追い風…みたいな笑
正体はある意味オカルトチックなところもあるし
本当は存在しないものをあるように感じているだけかもしれませんが…
しかしながら勝負事もそうだし、スポーツをやったことある人はわかると思うんですよね。
この“流れ”というものの存在を…笑
どちらが優勢か不利なのか?については
スコアだけみればわかるかもしれませんが
実際のところ大事なのは”流れ”だったりもします。
流れの中で今どっちが有利なのか不利なのか。
様々な要素からそれを読み取っていくと面白いと思います。
主なところでいうと、試合の中で起きるラッキー要素
これが割と流れに直結する要素でもあります。
たとえば…
確実にアウトだと思われたものがエラーになる
リクエスト判定が覆るor判定通り
通常みていてありえない現象が起こる
などなどでしょうかね。
双方の攻撃、守備時間
流れを見るうえでも重要なものになりますが
基本的には守備時間の長いチームが非常に劣勢になります。
守備時間が長い、ということは
それだけ目の前の打者を抑えることに四苦八苦していることにもなるし
或いは四球を出したり打たれたりでランナーが沢山。
サクッと3者凡退で終われるのなら長くなりませんが
結局劣勢だから長くもなります。
そして攻撃時間が短い傾向にもあります。
相手バッテリーがどんどん投げ込んでくる
打っても凡退になってしまう
ランナーが出ないからすぐに攻撃が終わる
味方の攻撃が早いとさらに厄介なのが
投手がちっとも休めないんですよね。
投手がしっかり休んで準備出来る方が守備ついた時にかなり有利です。
投手に限らず、野手がベンチで休む時間も短くなるわけですから
まさに負のスパイラル。
守備時間を短く、攻撃時間を長くすること
これは非常に大事なことなので流れを読むうえでも大事にしましょう。
イニングの終わり方
守備の場合、3者凡退に仕留めることが命題です。
そして一番気持ちがいいのは、打者に打たせて凡退してもらうこと。
この前ありましたが、僅か5球で終わらせられたイニングがあります。。。
投手の球数が少ない上に守備時間も短くなる。
これが一番理想形です。
一方攻撃の方は絶対に3者凡退で終わらないことが大事になるともいえます。
たとえ2人が凡退しても、3人目がヒットで出ることが出来ればまだまだ流れの面でも戦えます。
また、3人で終わらないメリットとしては
今後の打順が進むことになります。
通常、打順は先頭から打てる可能性の高い人から並べられます。
そうなれば、その打てる人に多く打順を回したいものです。
9イニングあると、打者9人。一人3回しか打席に立てませんが
一人でもヒットを打てるなら、1番バッターには4回打席が回ります。
なので、勝つためのチャンスを増やしたいなら打順をとにかく進めること。
こういう終わり方を毎イニングしていくことが重要です。
打球方向、打球の質
アウトになってしまえば”打てなかった”と評価もされるんですが
大事なのはその打球の質だったりします。
ボテボテのゴロの場合、投手からしたら打たせた打球
打者からすると、打ち損じてしまった打球ということに。
これは平凡なフライでも同じことがいえます。
しかし、大事なのはライナー性の当たりですね。
ライナーとはふわっと弧を描くようなフライとは違い
まさに弾丸のように真っすぐ飛ぶ打球のことですね。
この打球というのは基本的にしっかり打ち返していないと出ない打球になりますから
こういう打球が出るのなら調子はいい、とみていいでしょう。
そしてこの手の速い打球というのは大体捕られないものなんですが
これが野手の正面に行った場合、大体捕られます。
打者は大雑把に3方向くらいにしか打ち分けができません。
右方向、ピッチャー方向、左方向
となるわけで、ある程度の方向めがけて打ったのに
それがまさか野手が守っているその場所に飛んでいく…
こんなことがあった場合にはやはり”運がない”という言われ方をします。
これはまさに流れに直結する打球なので
この打球方向や質で流れがどちらに向いているのか判断することもできます。
流れの引き寄せ方
この大事な”流れ”を引き寄せるにはどうしたらいいのか?
それはやっぱり掴みにいく必要があります。
それってどうやって??って話になるんですが
“普通”にプレーしている結果流れがつかめないのなら
やはりその“普通”を壊していく必要があるんですよね。
例えば“継投”もそのひとつです。ピッチャー交代ですね。
ピンチを背負い続けてダラダラした展開になっているところに
ピッチャーを交代することでスパッと守備が終わったとします。
するとやはり、相手からするとチャンスで打てなかったとか
もっと点が取れたはずなのに…というネガティブな印象が生まれたりしますね。
逆に、散々ピンチだったチームはいけるかも??という雰囲気が出ます。
この雰囲気が非常に大切。
そして“代打”もその一つ。打順に変化を加えるわけですから。
今までスタメンが全然打てなかったのに
代打の選手が打てた!となるとやはりひとつきっかけを作ることになります。
たとえばその日、一切ランナーが出ていない試合だった場合
代打が出塁した、というだけで相手ピッチャーはクイックでの投球を求められます。
今まで気持ちよく投げていたのに、ランナーを気にする必要が出てくるので
今までと同じような投球は難しくなり、そこに突破口が生まれるんですね。
そして“盗塁”という走塁面でのこじ開け方。
通常、バッターが打たないと進塁が出来ないとか思ってしまいますが
実はそうではなく、ランナーはいつ動いてもOKなんです。
盗塁とは、ピッチャーが捕手に投球する間に次の塁を狙うプレーです。
しかし、打つ必要がなく得点圏にランナーを置けるというメリットは凄まじくて
ランナー一塁からホームへ帰すのには…大体2安打必要になりますが
2塁にランナーがいる場合には1安打で帰ってくることが可能になります。
また、打者も反対方向…画面左側を狙う必要がなくなるので思い切ったスイングが可能になります。
この状況は守備側に与えるプレッシャーも大きくなりますし
盗塁されるというのは結構ショックなもので…笑
そもそも盗塁ってプロの舞台ではなかなか簡単に出来るものではないんです。
たしか…盗塁に必要な時間が3.5秒かそれ以下だったと思います。
ピッチャーのクイックモーション、捕手のミット到達が1.3~1.8?秒
捕手がキャッチして二塁送球、到達が2秒くらいになりますから
最速で3.3秒くらいしか時間がないんですよね。
そしてさらに有利にするため、ランナーを牽制したりもしますし
あるいは走るタイミングに合わせて捕手が送球しやすいところへ投手に投げさせたりもします。
よっぽどスタートがよくないと盗塁は成功しないし
あとは捕手の送球が逸れるのを祈るしかない…という割とギャンブル要素もあるプレーだったりするんですね。
だからこそ、成功すれば相手に大きなプレッシャーをかけることも可能なんです。
さらに屈辱的でダメージが大きいのが”エンドラン”というものだったりします。
これは、ランナーと打者が連動しないと起こりえないプレーなんですね。
概要はかなり単純なんですが
ランナーが盗塁します。→打者が打ちます
これが成功すると、ランナーは打ってから走るのとは違って
既に打つ前からスタートしていますから
通常よりももっと先の塁に進むことが可能になるし
併殺のリスクも軽減可能になります。
さらに飛んだ方向がよければそのままホームインも可能。
というかなりおいしい攻撃だったりします。
しかし、これの難しいところは…
まずそもそも盗塁とは難しいプレーです。
そして、打者が打つのもこれは難しいプレーです。
バッテリーは走らせないように牽制もするし
打たせないようにコースを考えて投球しています。
エンドランの場合重要なのは、まず大事な考え方はランナーを死なせない事です。
ランナーを死なせないためには打者がちゃんと打たないといけないんですね。
そんな簡単に打てるなら苦労はしない、という話なんですが
このプレーをする時には必ず打つ!これが大事になります。
もし打てなかった場合…せっかく出したランナーが盗塁失敗。ということになりランナーいなくなります…。
まぁこのプレー、複雑なのが
打者が”アシスト”という形で空振りするケースもあるんですが…
それは割愛しておきましょう。
成功率は低いけども、それでも何かしら事を起こす。そして成功させる。
これが流れの上で劣勢になっているチームがチャレンジすべきことであるし
成功したら大きなチャンスが生まれ、相手に動揺、プレッシャーを与えることが出来ます。
そしてこの雰囲気が流れを生み、形勢を逆転させることがあります。
高校野球を例にすると…9回の大逆転とはまさにそういうもので
たった1つのエラーをきっかけにして焦りと動揺がうまれ
そのままの勢いでサヨナラ負け…
これは実力がどうのこうのではなくて”流れ”なんですよね。
運を味方に、とはよく言いますが
実力が拮抗している同士であるなら流れを呼び込むことが重要。
もっと大げさにいえば、流れを掴むことが試合を決めることになるわけですね。
3.11/25 第5戦のみどころ
配球がどうの、流れがどうの…
という話をしましたが、野球の見方の基本は
打った、守った、捕った、投げた、走った…を楽しむ!
なので、単純に派手な瞬間見たいですよね♪
そこで非常にわかりやすいところをピックアップしてみました。
投手陣に関しては…結構難しいので打者にだけスポットをあてます。
東京ヤクルトスワローズ
キーになるのは
5番打者 サンタナ選手
6番打者 中村選手
です!
まず、塩見選手が出ると、メジャー帰りの青木選手にランナーがいる状態で回ります。
その後ろに過去トリプルスリーを獲得した山田選手。
その後ろにヤクルト主砲の村上選手がいます。
ここの1~4番までの並びが本当に凶悪なんです…。
なのでせめて、塩見選手を抑えておかないと厳しい。。
そして5番のサンタナ選手。
まぁ…このシリーズで2本ホームラン打たれてますからね。
ただ、オリックスの捕手、若月選手がいろいろ意識してるんじゃないか?
とも思うので…このあと仕事させなければ
ヤクルト打線は4番まで、という意識が出来ますからね。
決して絶好調にさせないことです。
そして6番の中村選手。
捕手としてリードしてるのもそうなんですが
チャンスで回ってきて、そこですごいいい仕事をします。
捕手ならではの嗅覚なんですかねぇ。
扱いは伏兵ですが、チャンスでは絶対に回したくない打者です。
まとめると…
サンタナ選手は徹底的に打たせない。眠らせておく。
中村選手にはチャンスで回さない。
ここが重要になります。
逆にヤクルト応援の方はこの逆ですね笑
オリックス贔屓としては…ランナー出してクリンナップだけは避けたいです。
オリックスバファローズ
キーマン、というよりは
です笑
この日本シリーズ、得点パターンは
下位打線がランナーになって上位打線に繋ぐ以外にないんですね。
1番の福田、ランナーがいなくても
粘って四球を取るか、あるいはヒットで出塁してくれます。
実はシリーズでかなり安定してるんですよね。
ランナーがいてもそれは変わらないので実に頼もしい。
そしてシリーズ男、宗に繋がります。
この宗がタイムリーもいけるし、四球も可能。
宗のあとは吉田正尚が控えています。
この吉田が最強無敵の打者。
この前敬遠されたところからも脅威に思われているのは間違いないです。
4番の杉本は…一戦目に遊ばれたのもそうだし
その後、敬遠勝負されるくらいには余裕をもって相手されています。
本塁打は打ちましたが、あまりそこまで…。残念ですが。
5番が全然固まらないんですが…候補者はいます。
どこかで爆発してくれれば…。
なのでつまり、上位3人は比較的安定しているので
この3人の前にランナーを出す以外に勝つ方法がありません。
今6~9番までがほぼノーチャンス打線になってしまってるので…
この下位打線がランナーになってくれる活躍をするだけで全然面白いです。
なので
1~3番の打撃に期待。
ここが…オリックスの勝つ道であって
一番の見どころです…
どうか注目してください!
いろいろ書きましたが、まぁふわっと頭にいれてもらえれば…
と思うくらいで全部を理解する必要はありません。
多分そのうち頭に入りますから笑
野球というゲームは、実はどこからでも逆転が可能なんです。
その逆に、いつでも逆転されてしまう可能性もあるんですね。
それを見るのが大変面白いんですが
特にこの日本シリーズはその傾向が強くて…
それが界隈では面白い!!と言われる所以なんですよね。
オリックス贔屓の自分からすると…
結構随分劣勢だし厳しいなぁ…と思う部分が多いんですが
客観的に見てみればかなりのシーソーゲーム。
ここまでの試合、最大点差が2点差で僅か1試合しかありません。
その他のゲームは1点差ゲームですから超接戦。
僅か一点差ですから、ホームラン一本でがらりと表情の変わる試合ばかりです。
そして投手陣がお互いに頑張っていますから
多少のピンチもしっかり切り抜けていくし
なかなか点を与えないことで逆転が可能なゲームにしてくれています。
打者も大物が揃っていますから
少し油断をしたらビックイニングになる可能性も秘めているし
一点差なんて本当、あってないようなもの。
そんな手に汗握るゲームが続いているので
野球ファンとしてはたまらないですね♪
ただ、オリックスを応援している身からすれば正念場…ここをなんとかしなきゃ!!
どうにかして今日は勝つ!
そして神戸での最終決戦へ!
オリックスバファローズとは、前身は
オリックスブルーウェーブです。
その本拠地があったのが神戸なんですよね。
だからこそ、神戸での胴上げは意味があるものだったりします。
25年ぶりにリーグ優勝して、そして日本一も目前なんです。
ここで諦めるわけにはいかない!絶対に勝たないと!
そんな緊張の一戦が今日も始まります!
ぜひぜひよかったら日本シリーズ、注目してみてください♪
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