熟年離婚が何故増えるのか、なぜ熟年離婚をするのか?その原因は若いころのすれ違い生活かも

熟年離婚いらすと

熟年離婚はここ最近話題になったりならなかったりしてる。
でもメディアではそこまで深刻なものというよりは
新しい人生がどうのこうの~
なんて形で話題にしているような気もする。

個人的にはそこまで悪い印象がないどころか
お互いにお互いの人生なんだから
好きなように離婚でもなんでもしたらいい、と思ってるわけだけど。

ただしかし、うちの実家はそうもいかないのが現状で。。。

うちの母は数年前に病気をしてから
今は週三回の透析を受ける生活をしている。
それを定年退職した父がお世話を
そして弟も少し手伝っているみたいだけど
この両親がなんとも…。

母は何かしら文句があったりとか言いたいことがあると言っちゃうタイプ
父はめんどうなことが嫌いだから言われても聞いてるふりをしちゃうタイプ

なので父は何か言われても受け流すような
そんな対応を長いことしていた。
特に入院してる時も母のわがままは凄まじかったけど
当時は母の心配もしたし、実際いつ他界してしまうかもわからない
そんな状況だったから優しくもした。

しかしながら母が退院して家に戻れるようになり
そして家で生活をするようになってから状況が変わることになる。

最初は優しく受け流して聞いていた父も
最近では随分怒鳴るようになったらしい。
母親の話によるとね。

片方の言い分しか聞いてないからわからないんだけど…
そんな愚痴を仕事中によく電話してくる…
一か月に一回くらいなんだけどそれがものすごく長い。

今日は73分も時間を取られてしまった。

しかし話を聞いていて思ったのは…
両親はお見合い結婚をした。
なので、今の時代の若者は通ってくるであろう恋愛のプロセスがないようなもの。
なので、本来は付き合ってる時に感じる違和感やなんかは
結婚生活を送る上で感じるようになる。

ただ、普通なら別れるとかの選択もあるんだけど
子供が出来てしまうとそうもいかない。
だから結局そこから我慢の何十年が続くことになる。

母はそんな父と話をしたくない
という思いもあって、パートは父が休みの日に積極的にいれるようになった。
それについては最近電話で聞いたんだけど…

要するに、今まで父は仕事で家にほとんどいなかったわけで
母は専業、時にはパートをして…という生活だったので
じっくりと話す時間があったようでなかった
そんな生活が何十年も続いたわけ。

父が定年退職をして…もう五年くらいするのかな。
その五年くらい前から母はよく入退院を繰り返すようになって
母が家にいることは結構稀な状況だった。
だからこそある程度の距離感があったんだろうな。

でも今は…毎日顔を合わせるものだし仕事もしていない。
だから二人でいる時間が長いんだけど
ソリの合わなかった二人が今ずっと同じ家にいる。
同じ空間にいる。
仕事や外出というこれという逃げ道もないので
結局お互いにぶつかるしかないわけで。

普通に話を聞いていれば
ここをこうしたら?そこをこうしたらいいのでは?
なんて思うことも当然あるんだけど
それは外野の意見であって
お互いがお互いの主張を譲れない理由も正直わかる。
何故なら…そんな両親の子供だから。
どっちの言い分もわかっちゃうからどっちかを悪くはいえない。
だから衝突を繰り返すだけで、お互いに心をすり減らしてしまう、と。

昔は母の方がよく離婚の話を切り出していたそうだが
ついに今までそんなこと言わなかった父の方から
離婚の話を持ち掛けるまでになったそうで。

こういう経緯もあり思ったこと。
それが…

熟年離婚は、本来ならもっと早くに解決しておかなければならない
そんなわだかまりを定年してから直面してしまう。
定年を迎えるくらいの歳になると
もうそこまで培ってきた性格なんて簡単に治るものではない
だからこじれにこじれて…そして最後は離婚なんだろうなって。

根底にあるものは性格の不一致だけど
でもそれはきっとどこの夫婦も体験、体感していると思う。
世間でいうおしどり夫婦、なんかだって
お互いに過ごしてきた環境も何も違うんだから
どこかおかしいな?と思う価値観はあったと思う。
でもうまくいくのは
それをお互いに許容できるからこそ仲良くなるわけであって。

だとするなら、もし同じ悩みを抱えている当事者には…

もう一度話し合って、本来辿るはずだったお互いのすり合わせをしてみる。
そんなものはもう無理だ、そう思うなら離婚をする選択肢はありだと思う。

同じく子供世代なのであれば
成人過ぎていれば親権がどうだのって話はなかったはずなので
そんな両親を見守ってあげればいいと思う。
仲良くしてほしいな、と思うのはそうなんだけど
でもどうしてもソリの合わない同士が一緒にいるのはもっと苦痛だ。
自分の思いや願いを押し付けて、両親を苦痛の中に置くくらいなら
離婚したい、と思う二人の背中を押してあげる方がすっきりするはず。

あるいは、自分が間に立ってうまくいくならそれでもいいと思う。
ただ、それはものすごく難しいと思うけど。。。

こんな実家のことで悩んでるのって自分くらいなのかなぁ~
ってずっと悶々としてたから
こうして日常記ってブログを作れたのは本当によかった。
どこかで同じ悩みを持つ誰かの
ちょっとした助けになったら嬉しい。



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