オリックスバファローズ優勝へ!25年ぶりの悲願なるか?!前年最下位からの躍進!

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2014年に優勝争いを繰り広げてから
次の年こそは優勝するぞ!

という意気込みで大型補強するも
何故か2015年シーズン頭から低迷してしまったバファローズ。

オリックスの風物詩とまで言われた監督交代
休養が2015年シーズン、交流戦のころに行われた。

そこからというもの…実に長い長い低迷期を迎えてしまうことになる。

2015年、どうにかこうにか戦うも…
ここからやはり毎年のように最下位に沈むことになり
ここでチームは大きな方向転換をすることになる。

その大きな方向転換を主導したのが
2015年シーズン、ヘッドコーチから監督代行になった福良さん。

2016、2017年と最下位になり
2018年シーズンになんとか4位になるも…
ここでチームの力が足りない事を痛感することになる。
そこから中長期目線でのチーム育成の方針を固め
自身はGMに就任する
ことになる。

2019年から福良政権でヘッドコーチだった西村さんが監督になり
シーズン頭は…
あれだけ徹底的にやっていた小技、バント戦術がややなりを潜め
ファンがとにかく見たかった打ち勝つ野球に一歩近づいたシーズンだった。

しかしながら、結局のところ西村政権になってもバントに頼る戦いは続く。
なぜ福良さんがバントに拘ったのか…
それは単純に打てる人間がいなかったからに他ならない…。

打てないチームが勝つには
やっぱり守備に頼るしかなく

必要な点数はとにかく一点でも取ればいい。
それを守り切る、という守る野球にシフト。
しかしこれは結構致し方のないことで…
それを理解してくれる人はなかなかいなかった。

チーム方針が守備になってしまったことで
点を取る選手は2~3人、クリンナップに任せて
その周りは小技が出来て守備のうまい選手。
こうした布陣でないと勝てないのが現実だったりする。

しかしながら…こういう野球はちっとも面白くないわけで
ファンからはすごい文句の嵐だった。



でもしょうがないんですよね。
打てないメンツばかりでしたから…。

野球の試合で勝つ方法
それは打つ、点を取る以外にないわけで
どれほど守備が下手だったとしても
点さえ取れば勝てるゲームだったりする。

その逆に、いくら守備を固めても
負けることはなくても勝つことが出来ない…
というゲームでもある。

それを体現した時期が本当にちょっとだけあって

1番 T-岡田
2番 吉田正尚
3番 マレーロ
4番 ロメロ
5番 小谷野
6番 中嶋 …

というワクワク打順を組んだことがある。
やけくそにも思えた打順でも

出塁率の高かったT-岡田を一番においたうえで
チャンスのプレッシャーから解き放つ
という狙いもあってのことで
これが結構な破壊力。

しかしながらそれは続かず…わずか数日で終わることになる。

野球は点を取れば勝てるゲームではあるものの
その“打つ”という行為は実に水物。
調子がいいときもあれば悪い時もある。
つまり全く安定がしないものだったりもする。

だからこそ確実性をあげられる守備に振った
そういう事情もあったわけなんですね。

そして西村政権の話に戻るけども
最初こそバントをあまり使わないようになったけど
すぐにバントに頼ることになる。
それはやはりチームが安定しなかったからなんですね。

それでも西村カラーを出そうと

超攻撃的に、多少守備を捨てても打てる人間を…
と使っていくも、その緩めた守備で敗戦することもしばしば

そして2020年シーズン。
シーズン開始からまったく勝てず…
その上ロッテに6タテされるという悲劇。
何をやってもうまくいかない…
そんな状態が西村監督を苦しめ、チームの低迷を招いてしまったんだろうと
そんな流れにも感じる。



そして2020年シーズン途中
西村監督解任、中嶋代行監督へとバトンタッチされる。

中嶋代行は当時二軍監督だったわけで
一軍監督代行になったことで
二軍で成績のよかった選手を一緒に連れて行ったことでとても有名。

さらにはその選手が大活躍!
杉本がその最たる存在であるけども
ファンも待ち望んでいた存在だけに
この采配が当たったこと、新しい空気感を生んでくれた
これがバファローズの新しい歩みの始まりでありました。

しかしながら
代行から正式に監督になると出だしはやや低迷してしまうもの。
実際2021年シーズン序盤
順調だったかというと全然そうでもない。
二年目のジンクスにやられる選手が出てきてしまったり
計算していた選手がうまく機能しない。

さらには育成と勝利
という方針があるだけに
育成も欠かせない。
の育成対象選手がミスをしてしまったりとちぐはぐな状態が続く。

しかし転機が訪れたのは交流戦の出来事。
出だしこそ最下位であるベイスターズ相手に負け越すという
そんな波乱もあった
けれど

終わってみれば交流戦で優勝!

ここからバファローズは一気に火が付くことになるのである。



交流戦が終わればリーグ戦。
パ・リーグ相手には負けてしまうのでは…?
という不安をよそに勝ちまくり
七月に入ったらひょっとして…?
という不安をよそに前半戦を首位ターン!
後半戦が始まったらひょっとして…?
と思えば八月も勝利を重ねていく。

さすがにここでこの強さは本物だ!!
と思うファンが増えたわけだけど…
やっぱり九月になって少し低迷してしまうことになる。

その中で主砲の吉田正尚を欠き万事休す。
これはもう…やばいのでは…?
ファンの中にも、そしてチーム内にもそんな空気が出るころ
大下という若手がチームを鼓舞するように大活躍。

大活躍といっても局所的なものであったけど
神戸で見せたホームランはファンに大きな勇気を与えたと思う。

しかしながら順位は1位と2位が入れ替わることになり
ここで負けたらもう優勝は難しい…
3ゲーム差で迎えたロッテとの3連戦。
ビジターゲームという厳しい条件の中
ここで奇跡の3タテをすることでゲーム差を0にすることに成功!

この3戦目。
9回を迎える直前に逆転されてしまい…
さすがに3タテは厳しいか…?
2つ取っただけでも御の字…
でも…負けたくない……
そんな気持ちをすべてバットに乗せて
ロッテクローザーから逆転3ランという形で

チームの顔でありベテラン選手
T-岡田が奇跡のホームランを打ちゲーム差を0にするミラクルを起こす。

この奇跡があってから
もう一度バファローズは盛り返すことに成功し
さらには離脱していた吉田正尚が戻ってきた。
戻ってきたうえに当然のような大活躍。
この時点で優勝を疑わないファンも多かったと思う。

しかしまだ終わらない…

復帰したばかりの吉田正尚がまたしても離脱することになる…

今度の今度は万事休す…
というところでさらに若手の希望の星
紅林も手首付近に死球を受け離脱…なんて想像もした瞬間があった。

しかし紅林は奇跡的に復活。
最悪の事態を免れる。

しかし吉田の穴はでかい…

そう思っていたところで選手たちは大奮起。

このゲームの数日前に
難病に苦しみ、それでも復帰を諦めないで頑張っていた西浦。
あれだけ強気で前を向いていた西浦が…
引退という決意をすることに。

病気には勝てませんでした…。
そういう彼の言葉がとても重かった。

その彼と仲良くしていた2番サードで固定されていた宗。
彼の円陣もまた、チームを鼓舞することに。

「彼のように、誰しもいつ突然野球が出来なくなってしまうかわかりません。
西浦のためにも勝ちましょう」

そういった言葉もあり
たとえどんな困難があっても戦い抜く
そんな雰囲気がチームにあったからこそ
10月は大失速せずになんとか耐えている。

それでも最後の最後、頼みの1番、2番が調子を悪くして
得点力は激減。
それでもラベロが帰ってきたりと紙一重の中で
シーズン最終戦は勝利で飾り

いよいよ今日、ロッテが敗戦したら優勝…!

というところまでこぎつけたわけです。

思い返せば本当に長いものでした。

まだ今日本当に優勝が決まるとなったわけではありませんが
それでも…それでも流れはバファローズに味方している気もします。
なので…そわそわしちゃいますねぇ。

オリックスのここまでの苦難
2014年の悔しさもそう
そして12球団で一番優勝から遠ざかっているチーム。
25年、四半世紀です。

今年は丑年、チームは牛チーム。

これはもう…優勝するしかないんです!

今日の試合、とても楽しみにしています!
全員で勝つ!



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