社会問題?!30代、親の介護どうするよ?自分のことも精一杯だけど、それでも考える親の問題。

親の介護問題

随分とながーいこと個人的に燻ってる問題があるんだけど
それが親の介護問題だったりもする。

これがまぁ、近くに同じような悩みを持っている人がいたり
同じような境遇の人がいるのならまだいい
んだろうけど
同世代に同じような悩みを抱えてる人もいないし
相談する先もなければお金もない…!

ということでなんとかなぁなぁで今日まで来たんだけども
果たしてこれからどうなっていくのかなー

という今日の雑記です。

の三本でーす笑

ひょっとしたら世の中、自分よりも過酷な境遇の人もいるかもしれないし
或いは同じくらいか、案外うちの方が酷かったりもするかもしれない。
どちらにしてもある程度年いってからの介護ならね
もうちょっとフットワークも軽いんだろうけど
30代というまだまだこれからのタイミングで悩んでいる人
そんな人いたらそうだよね~って共感してくれるだけでいいかな
と思います。

それではいってみましょー!



1.軽く我が家の紹介

父 66歳くらい
母 59歳くらい
自分 34歳
弟 32歳

という家族構成でーす。
もう親父も70近いんだよなぁ。

さて、その親父はなかなかどうしてかろうじて元気なんだけど
今年の…あれは五月?四月だったかな?
突然の発作で病院に緊急搬送されました。

もともと糖尿病を持ってて高血圧、ってことで
超健康かというとそうではない身体で
母の事はこの親父がなんとか頑張ってくれている。

そう、一番問題になっているのは母の事だったりもする。

母の状態が非常に悪くなったのは…原因は結局酒で
アルコール性肝硬変だとか、あと膵臓の方も悪いんだったかな。
最終的な病気は肝性脳症という病気に。

これはアル中にある症状のそのすべてを引き起こす病気で
本来は肝臓や膵臓などなど、そのあたりの内臓が分解してくれる
“アンモニア”という成分が脳に直接送られてしまうことで
記憶の混濁など様々な症状を引き起こします。

この病気…本当にとんでもなくて…
酒飲まなくなっても再発する病気なんです。

いつだったかのお正月…
母が一生懸命タバコに火をつけようとするんだけど
口元にはタバコはなく、それでも一生懸命火をつけようとするんです。

当時自分はそれ見て、何ふざけてるんだよ!!こんな正月に!!
と怒ってもしまいましたが、でも本人は悪気がなくて
ちゃんとタバコを持って火をつけようとしていたとのこと。

結局この後様子が悪くなって病院へ緊急搬送。
その時、ベットに横になる母の姿が忘れられません。
顔は完全に土色で、ものすごく臭くて…
酒って怖いなあ、と。

この病気、絶対に治らないと言われていたんだけど
しかしとあるお医者さんに行ったことで一命をとりとめることに成功しました。

もしこのページに“肝性脳症”でたどり着いて
治す方法を探しているならさらっとだけ書いておきます

脳にアンモニアがいかないように外科手術をすることでどうにかなります。
まぁ…そのあとは透析になりますが、それでも生きられます!

詳しいことは直接かまた記事は書こうと思います。

そんなわけで透析生活に突入した母。
過去オペが終わってからは…もうあの症状で苦しむことがないんだと
もう病院生活もしないでいいんだと、そう感動したのを覚えています。

しかしながら…事はそう簡単にもいかないんですねぇ。

母の元々の性格なのか、それとも悪くなった身体がそうさせているのかはわかりません。
わかりませんが…非常にわがままなんですよねぇ…

気に入らないことがあればすぐ怒るし文句言うし…
それはお医者にしても友達にしても店員さんにしてもどこへ行っても。
こんな状況ですから温厚でなかなか怒らなかった父も
最近ではよく怒鳴るようになったとか。

こういう悪循環があるわけなんですが
その中でよく自分に母から電話かかってくるんですよ。
最近父がね~あれやってくれなくて~これもしてくれなくて~
そしてこれのこういうところが~と様々な文句が…

まぁ確かに足りないところもありますがね…それでも頑張ってるんですが…
多分そう考える余裕もないのか、もともとの性格なのか…。

ここに自分が入るとまぁまぁうまくいくんですよ。

そんな自分は、昔から…高校出てからというものあまり実家にいないというか
一人暮らしして音楽活動して~なんて生活してましたので。
そして一度お金貯めるために実家に戻りましたが
なんだかんだで今も実家を離れて暮らしているわけです。
実家までは電車で一時間半もあれば~
くらいの距離なんですが、しょっちゅうしょっちゅう帰れるほど
時間もお金もなかなか。

そんな中、弟だけはずっと実家にいたんですよね。
多分、家賃とか払いたくなかったんでしょうが…笑
なんだかんだめんどくさいなぁ、と思いながら世話をしてくれたりもしてましたが
その弟も最近就職が決まったそうで
実家を出る判断になったそうで。
いつ出るのか、もう出たのかはわかりませんが
こうもなると実家には父と母の二人だけ。

逆に二人になったことでうまくやってくれてるといいんですがね
ずっと気になっててさっき電話してみたら…
ついにまぁ最近は歩けなくて車いすになったそうで。

実家はバリアフリーではありませんから
家の中では…それはそれは苦労しながら階段を使いもするし
一応父も手伝ってくれてるそうなんですが…
こんな状態の二人をずっと実家に…
と思うと、離れて暮らしていることに罪悪感を感じるんですねぇ。



2.これからどうするべきか?

何度か実家に戻った方が…?
と思ったりもしましたが、家買っちゃってるし
今売っても借金だけ残るしなぁ…
なんて…笑

すると通うしかないんですがね…

電車で一時間少しならそう難しい事でもありませんし
実際親父が自分の実家に一週間帰った時には
その一週間ヘルプで実家に戻ったりもしました。

しかしながら、突然倒れた!って連絡をもらった時
その時深夜でしたから…
車持ってない自分からするとこれは…と考えたものです。
一応幸い当時、弟がバイトを早退出来るってことで病院いけましたが
あの時間でタクシー拾って行ったとして¥25000…
まぁそんなもんといえばそうなんですが、いやはや。

今もし自分がとても健康な50代とかなら
まぁ、しょうがないと思ってすぐ実家の近くに住むなりも出来ますが
これがまた30代ってのが非常にネックですよねぇ。

昔は早婚の時代でもありましたから
30代ともなると子供だってもう10歳とかそのくらいでしょう。
自分が小学生の頃考えれば…まぁ何日か親父いないくらいラッキー
くらいの感じでしたが
今の時代は少し遅い結婚も多くなりました

30代でこれから子育て世代に入りまーす!

ってところもあるでしょう。
そうなると…正直どっちかを取るしかない状況もあったりしますよねぇ。
ましてローンがあるとなれば仕事も優先しなくてはならない
自分の生活、家もあるなら尚更。
そこに親の介護、世話なんて入ってくると…こりゃ厳しいですねぇ。

何かしら外部にサービスがあるならそれでもいいでしょうが
サービスってのも無料じゃありませんからね。
生活によっぽどゆとりがあるなら
そのあたりを頼んであげるのもいいかもしれませんが
大体余裕のない人ばっかりです。
当然自分もそうなので…笑

普段の給料からお小遣いなんて取れないので
お小遣いはパチンコで取るしかない!って感じですし…笑

まぁ正直、なるようにしかならない

そんな風にしか考えられないんですよね~



3.まぁなんとか前向きに!

普段実家の事を考えると…
仕事もあまり集中できないし
夜はなかなか眠れないことがあります。

母から電話もらった日なんかは特に夜寝れないですね…

むかーしから自分は、なんとなく実家の中ではバランサーの立場でありましたから
うまいこと回るように立ち回ることが出来ました
が…。

父は昔ながらの昭和の男の人なので価値観は昔の男の人のまんまです。
なので家の事は母親がやって当然、という人なんですよね。
そんな中で今は家事やってくれてるんだから大したものですよ。

母は昔から強い自分の父親を見てましたから
親父にもそんな立場になってほしいな~と
そんな憧れ持ってましたが、そういう人じゃないんですよね~笑
そこから幻滅してしまったらしく、親父には随分強く当たるようになりました。
その親父はどんどん丸くなっていくのでもう…
母親のわがままに誰もついていけないんですね…。

でも自分からすると、一見わがままではあるんですけど
本当ちょっとの手間で解決してあげられることなので
そう邪険にしないでやってあげれば終わっちゃうこと
なんですよね。

そこでうちの弟ですが…
いいところももちろんいっぱいあるし、むしろ自分とは
友達やなんかよりも世界で一番仲がいいのは弟なんですが
父と母の悪いところもしっかり詰まったハイブリッドなので
やりたくないことはやりたくないし
めんどくさい事があれば徹底的に無視が出来る
んですね。
自分が無視するとどこにしわ寄せが行くのか…
というのもあまり考えないくらい自分のやりたいこと重視してます。

そんななので…二人の間に入るってことはあまりしないんですよね…笑

まぁ、自分が実家からいなくなってからはある程度してくれたみたいですが
それでも自分ほどやさしくはしてくれないですからね。

そこを臨機応変に立ち回りが出来るのが自分なので…

こんなところにいないで実家にさえいれば全部丸く収まるのに…

そう思えば思うほどつらくなってきて
何もできない、してあげられない歯がゆさで夜眠れなくなります。

まだまだ完全な二足の草鞋になるのは少し先かもしれませんが…
いやはや、親の介護問題ってのは深刻ですねぇ。

まぁそれでも!
このまま沈んでいても仕方ありませんから
まずは実家に行って様子を見てくるのが一番大切だと思っているわけです。
実際に顔見て話してみれば思うほど酷くないかもしれないし
たまに帰ってきた子供と話出来たらそれも楽しいでしょう。きっと。

それでも…たまに帰った実家でえらい疲れて帰ってくることになりますが

一応今日までなんとか回ってきている実家でもありますから
今この瞬間、今日明日のうちになんとかしないといけない!
そういう問題でもないと考えましょう。

当人たちも人間ですから、あまり辛いこともしたくないし
辛くなる選択もしたくないでしょう。
それであれば…きっと何かルールを設けることもするはずだろうとも思うし
なんとか見守っていくしかないですね!
それでも、定期的に帰ってやらないといけないでしょうが笑

今日の記事は、自分の中で明確な答えは出せていないけども
でも同じように親の介護、自分の、自分たちの生活の板挟みになって苦しんでいる人
近くにそんな人がいない、共感できる人がいない
わかってくれる人もいない…
だから一人で抱え込んで悩んでいる…

そんな人がいるならここにいるよ、と
同じく共感できる人がここにいるよ、と

そんなところで少し気持ち軽くなってもらえたらいいなと思って書いてみました。

テレビやなんかではさらっとしか言われない

“親の介護問題”

でありますが、その中身は本当に深刻です。

今日まで立派に育ててくれたのは親のおかげであります。
だからこそ、どこかで恩返しもしたい、と思うのも当然です。

しかしながら、次の世代というのもありますから
自分の生活や、守りたい家族、そういう存在もあるので
一番注視しないといけないのは自分のリアルだったりします。

その一番のリアルを直視させてくれなくなるのが親の介護問題なんです。
親だって本当は辛いでしょう。

だってまぁ…現に母はそういうこと言いますからね。

あんたはあんたの生活がんばりなさい、と。

そんなこと言っていられる身体でもなければ生活でもないのに。
つまり、自分の事じゃなくて子の事考えてるってことです。
それなのに自分のこと、自分たちのことで時間を割かれるのも…
両手放しで喜べるかというとどうなんだろう?

そう思うと…やっぱり見て見ないふりも出来ません。

それぞれの視点にすれば、親は

ここまで育てたんだから世話くらいしろ、と

子供ならば

自分の事は自分でやってよ、と

結局ぶつかるしかなくて、折れた方が辛い現実があったりもします。
本当大きな大きな問題ですよねぇ…。

そんなわけで、今日の記事は
会社の人も身近な人間も知らない自分の生活のリアル
その一部をお届けしました~



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